日本栄養士会が「災害時の栄養・食生活支援マニュアル」を配布

日本栄養士会
避難生活向けリーフレット、「災害時の栄養・食生活支援マニュアル」を作成、配布しています。

↓リーフレットはこちらです↓

妊婦・授乳婦向け、支援者向けなどがあり、食糧、物資が不足しがちな震災地でできる工夫がまとめられています。
ここでは、「赤ちゃん、妊婦・授乳婦向け」の一部を紹介します。

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1.ママ、がんばりすぎないで!
・困ったことは、医療・食事担当スタッフに相談しましょう。
・大事なことはママと赤ちゃんが元気でいることです。

2.とれるときに水分を
・飲み物がある場合には、積極的に水分をとることが大切です!

3.食べられるチャンスに少しずつでも
・食べられるときに、食べられる量から

4.食べ物の種類が増えてきたらビタミンを
・野菜、果物、果実ジュースや、栄養を強化した食品などをとり、ビタミンを補給しましょう

5.赤ちゃんはママのお乳を吸うと安心します
・母乳が出なくても、お乳を吸っているだけで、安心します。

6.赤ちゃんやママはできる範囲であたたかく
・毛布を巻いたり、抱っこしてあたためましょう。

*粉ミルク、離乳食の作り方も掲載されています*

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食は命の源。
食を大切にして、お母さん、お父さんが元気でいることが、子どもが元気になることにつながります。
「完璧にできない」と悩むのではなく、今あるものの中でできる限りのことをしていく中で、子どもとの信頼関係を構築していかれるとよいですね。