性別を超え、年代を超え、生活パターンや考え方も様々な人たちが、
一緒に一つの空間で過ごすことは大変なことです。
顔見知りや気の知れた人のいる避難所生活は、それだけで大きな助けになります。
性別に別れた更衣室、談話室、乳児のためのお部屋などの空間があれば、プライバシーが守れます。
また、希望者には家族ごと・地域ごとでなく、女性のみ、男性のみの入居ゾーンもあってよいと思います。
震災から一週間後の河北新報の記事には、避難所運営に不可欠なアドバイスがたくさん載せられています。
震災から1週間 被災した方へのアドバイス 避難所運営
●被災者自身による自治体制にシフトする
●入居する人々のリストを作り、把握する。
●それぞれが役割をかけもち、声を掛け合う
●高齢者や体の不自由な人などがいるという家庭事情を知っているだけで、周りが気配りし、孤立しない
等があります。また、記事には女性や子どもたちのためのこんな気配りを忘れないでと伝えています。
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「純朴な人が多い地方ほど、セキュリティーを忘れないで」と語るのは、危機管理教育研究所(横浜市)の国崎信江代表(41)。「被災地には献身的なボランティアに紛れ、犯罪者も集まる。窃盗や性犯罪が後を絶たない」と、女性は複数で行動することを求める。
トラブル防止のために、人の出入りをチェックできる総合受付の設置も欠かせない。
トラブル防止のために、人の出入りをチェックできる総合受付の設置も欠かせない。
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