国際協力NGOジョイセフ(JOICFP Japanese Organization for International Cooperation in Family Planning 財団法人家族計画国際協力財団)では、東日本大震災発生直後から、女性、妊産婦を中心とした支援を、継続して実施しています。
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被災地での最近の課題として、
・若い人たちが町に戻ってもらえるようにするためにも母子支援の活動も大切だが、仮設住宅の建設と移住、人口の多い高齢者に対する福祉が最優先事業となっている
・多くのお母さんたちが集まる場所がなく、お母さん同士のコミュニケーションもとれないまま育児不安を抱えたり、孤立してしまう妊産婦さんが増えている
といったことが挙げられています。
そこでジョイセフでは、震災で被災された産婦に対する義援金(ケショ)を支給しています。
被災時に岩手、宮城、福島3県に住民票があった被災者(居住する家屋が「全壊」または「半壊」した者、または「警戒区域」に居住していた方)で、平成23年3月1日~12月31日に出産した女性が対象です。
金額は50,000円。
産婦の指定口座(原則として産婦本人名義)宛に直接振り込みます。
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「ケショ」とはスワヒリ語で「あした」を意味するそうです。
この義援金には、被災された妊産婦さんにとって、生れてくる赤ちゃんにとって、一日一日がよりよい「あした」になりますようにとの、世界中の人びとの思いが込められています。
世界中のあたたかい思いが、あなたに届きますように。