被災地で「女性支援者のための安全研修」が開催されます

私たち震災プロジェクトとともに「自分を大切に やくそくカード」を作成したNPO法人ライフライツ・インパクト東京が、被災地で活動する女性支援者を対象とした研修を開催しますので、紹介します。

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女性支援者のための安全研修
~ 「女性への暴力」を予防する! 身を守るスキルを習得する! ~

【チラシはこちらです(PDFファイルが開きます)】

【研修内容 】
研修はレクチャーと実技からなります。実技は、女性が元々もっている力を有効に使うため、年齢や体格・運動能力に関係なく誰にでもできます。ターゲットにされない立ち方と歩き方、声の出し方、つかまれた手の振りほどき方など、日常に使えるものから“いざという時の逃げ方まで、自分で自分を守る方法を体を動かしながら楽しく習得できます。また技術だけで守ることは難しく、“自分って大事なんだ!”という感覚こそが、あなたを守る大きな力となります。レクチャーを通じて「守るべき価値ある自分」についても学んでいきます。
【研修の特徴・ポイント】
□誰でも簡単にできて、1日で習得OK!
□体を動かしてストレス発散!
□メンタル面を重視、自己尊重感UP!
□なぜ暴力が起きるのか?、“予防”の眼を養う!

【日時】
< ① 岩手エリア >
平成23年10月26日(水)10:00~16:00

< ② 山形エリア >
平成23年11月16日(水)10:00~16:00

< ③ 山形エリア >
平成23年11月17日(木)10:00~16:00

< ④ 仙台エリア >
平成23年12月9日(金)10:00~16:00

< ⑤ 仙台エリア >
平成23年12月15日(木)10:00~16:00

【当日の流れ(予定)】
10:00- レクチャー&実技
12:00- お昼休憩
13:00- レクチャー&実技
15:00- 交流会
16:00- 終了
※全日程とも内容は同じです。ご都合のよい日にご参加下さい

【対象】
行政職員、社会福祉協議会職員、ボランティアセンタースタッフ、子育て支援など支援業務に従事している方、地域リーダー、NPOスタッフ、これから支援活動を考えている方、等。

【受講条件】
女性(申し訳ありませんが、男性の方は受講できません)
2月頃に実施するアンケートに協力してくれる方

【持ち物】
筆記用具

【服装】
動きやすい服装(スカート不可)

【定員】各20名
※要事前申込・先着順。

【受講料】無料

【お申込み方法】
※エリアによって違いますので、ご注意下さい。また先着順となりますので、お早めにどうぞ。

■岩手エリア
NPO法人遠野まごころネット事務局 担当:細川・大橋
TEL 0198-62-1001 メール tonomagokorogmail.com

■山形エリア
山形県男女共同参画センター・チェリア
電話・FAX・郵便にて受付け(住所・氏名・TEL・託児の有無を明記してください)
990-0041山形県緑町1236 山形県男女共同参画センター・チェリア
TEL 023629-7751  FAX 023-629-7752 

■仙台エリア
仙台市男女共同参画推進センター エル・ソーラ仙台 管理事業係
TEL 022-268-8044  FAX 022-268-8045
インターネット http://www.sendai-l.jp/
※④⑤ともに1026日(水)9:00~受付開始

【女性のための支援者研修事業について】
自然災害が起こると、犯罪行為や暴力的行為が増加する傾向にあります。また、避難所や仮設住宅などの死角や暗い場所は女性や子どもに不安感を与えたり、犯罪の発生も危惧されます。
女性や子どもの支援にあたる行政やボランティアセンター、NPO等のスタッフが、暴力から身を守るためのスキルを学び、全ての女性と子どもそしてボランティアにそのスキルを伝え、“安全・安心”を皆で築いていきたいと考えています。

【主催】
NPO法人ライフライツ・インパクト東京は、阪神・淡路大震災時に女性に対する性暴力が起こったことをきっかけに1997年に活動を開始。以来女性と子どもに、安全確保・意思表示・心と体を守る方法を学ぶプログラムを提供しています

【後援】
社会福祉法人遠野市社会福祉協議会、NPO法人遠野まごころネット、NPO法人 国際協力NGOセンター、エンパワメント山形、緑水の森再生委員会、山形県男女共同参画センターチェリア、山形県子育て推進部青少年・男女共同参画課、(財)せんだい男女共同参画財団
※本事業は独立行政法人福祉医療機構の助成により実施されます

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支援者が自分を守る大切さを知ること。
それは支援者自身の安全を確保するだけでなく、被災者に自分を守る大切さを伝え、被災者を守ることにつながります。

なぜ被災地で自分の身を守る方法を改めて考える必要があるのか。
この研修が、その大切さを伝えるきっかけになったらいいなと思います。