大分県では「女性の視点からの防災対策のススメ」を作成し、「災害の被害を受けやすい女性」「防災・災害復興の担い手としての女性」双方の立場から、避難所生活での工夫や日頃の備えをまとめています。
↓「女性の視点からの防災対策のススメ」はこちら(PDFファイルがひらきます)↓
http://www.againstgfb.com/05-0d.pdf
内容を簡単にご案内します。
【もしもあなたの地域で災害が起こり、避難所生活を余儀なくされたら…】
・安全・安心・快適な空間を確保しましょう
・みんなで共同して作業をしましょう
・男女のニーズの違いに的確な対応をしましょう
【いつ起こるかわからない災害に備えて…】
・防災訓練や防災に関する学習会などを積極的に行い、参加しましょう
・防災・災害復興の分野への女性の参画を推進し、防災活動の活発化を図りましょう
・男女がともに支えあう地域づくりに努めましょう
また、パンフレットの中では、過去の災害で、女性や子どもへの暴力が増えたこと、男性は早い段階で職場へ復帰する一方、不便な生活環境の下での家事や育児などの家庭的責任に対する負担
が、女性に集中してしまったことなども指摘されています。
震災地で過ごす方のプライバシーや、安全・安心が守られるよう、対策を考えていく必要がありますね。