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【10/27-29】原発いらない福島の女たち&【10/30-11/5】原発いらない全国の女たち

東日本大震災で、地震だけでなく原発による放射能被害に遭った福島。

これまで隠されてきた原発のリスクが次々と明らかになり、様々な情報が錯綜し、何が正しいのかさっぱり分からない。
震災発生から7カ月が経過しても、不安な日々が続いています。

特に、子ども、そして子どもを授かっている妊婦たちへの放射能の影響が懸念されています。

そんな中、「福島から100人の女性たちが霞が関に向かう」という目標で、様々な動きが出ています。
まず10月27-29日は「原発いらない福島の女たち」が、続いて10月30―11月5日は「原発いらない全国の女たち」が、霞が関の経済産業省前で座り込みを行います。
現在参加者を募集しています。

【「原発いらない福島の女たち」座り込みの詳細はこちら】
【「原発いらない全国の女たち」座り込みの詳細はこちら】

女性、子ども、すべての人がこの国で安心して暮らせるために。
同じ思いを持つ人たちがつながりあい、行動していくことが求められています。

医療ソーシャルワーカーによる相談窓口が開設されています

東京都医療社会事業協会が、被災者電話相談を開設しましたので紹介します。

病気・ケガ・介護・お金・住まいといった相談に、医療ソーシャルワーカーが応じます。

【開設期間】2011年7月1日~9月30日
【開設時間】毎週金・土 13:00~16:00
【電話番号】0120-527-242

【電話相談の詳細はこちらです】
東京都医療社会事業協会は、医療・保健分野における社会福祉の発展に努めると共に、医療ソーシャルワーカーの資質と専門技術の向上をはかり、全ての人々の医療と福祉の増進に貢献することを目的に設立されました。

医療ソーシャルワーカーとは、病院や介護・福祉施設などに来られた方の、経済的、社会的、心理的な悩みなどの相談を解決するお手伝いをする仕事です。
また地域の医療・保健・福祉機関と、連絡をとりあい、社会復帰や在宅療養への準備などのお手伝いも行っています。

被災により、これまでも病院や介護・福祉施設で過ごしていた方はもちろん、自宅で暮らしていた方も、心身に様々な症状を抱えました。
震災から半年が経つ中で、震災発生時には予想できなかった、新たな問題が生まれている人も、少なくありません。
今後の生活を考えていく上で、地域の社会資源とつながることは、とても大切です。

この電話を通じて、1人でも多くの方の悩みが軽減されることを願います。





被災地の中高生の学習を無料サポートする「希望のゼミ」

病児保育・病後児保育を手掛けるNPO法人フローレンスが、被災地の中高生向け無償サポート「希望のゼミ」を開始しましたので、ご案内します。

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●被災地の中高生向け 無償学習サポート「希望のゼミ」
〈利用応募受付:816日(火)~915日(木)〉
【公式サイトはこちら】

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■サポート内容:
(1)移動学習室利用
(2)進路相談セミナーや学習相談等個別ケア
(3)ベネッセコーポレーション「進研ゼミ」無償提供
■対象学年:
中学1~3年、高校1~3年
■定員:
600
■対象者:
(1)昨年度の世帯年収300万円以下の世帯
(2)震災の影響により、今年の世帯年収が300万以下であると予想される世帯
(3)保護者のどちらかまたは両方が死亡または行方不明の世帯
■サポート期間:
119月~133月末まで
■申し込み方法:申込用紙各種をフローレンス事務局まで郵送
(申し込み用紙はWEBからダウンロードほかコンビニでダウンロード印刷可)

当プロジェクトは20133月末まで継続する計画で、フローレンスが現地で雇用した教育支援員(応援先生)が、被災地の教育委員会や学校、自治体と協力し中高生に対し広報を行い、入会申込を募ります。
そして、移動学習室や受験セミナー、受験相談を行い、更に「進研ゼミ」の無償提供を行うことで、被災地の中学生、高校生の学習・進学を包括的にサポートし、約1年半で受験生を中心とした600人の中高生を支援します。
「希望のゼミ」という名称は、被災によって今厳しい環境下におかれた中高生のみなさんが将来の夢や進学をあきらめないよう、共に走っていきたいという思いを込めて名づけました。
 
私達は「希望のゼミ」を通じて、子ども達の可能性の最大化を通じて、東北の力強い復興に貢献することを、ここに宣言します。

***

親の低所得は、子どもへの教育投資を制限し、こどもの低収入へと繋がっていく、貧困の連鎖を生み出します。
震災は、経済的打撃を招き、所得水準低下によって、塾への通学や進学を諦めざる得ない子ども達が増えることが予測されます。
希望のゼミが、多くの子どもたちの夢を応援するものとなることを、心から願っています。

東京都が福祉総合相談コールセンターを開設

東京都では715日から、都内に避難されている被災者の方を支援するための、福祉総合相談コールセンターを開設しています。

【都内避難者 福祉総合相談コールセンター】
平日午前9時から午後5時まで
電話:03-3268-7177
ファクス:03-3268-7222
Eメール:soudan@tcsw.tvac.or.jp


介護や医療・保育等の、生活における様々なニーズに応じ、必要な情報の提供や専門機関へつなげます。

慣れない場所での生活は、ただでさえストレスが溜まります。
特に「ちょっと困った時の相談先」が分からないことは、不便な生活につながります。

こうしたセンターを活用することで、不安が軽減されることを願っています。

ジョイセフが産婦に義援金を支給しています

国際協力NGOジョイセフ(JOICFP Japanese Organization for International Cooperation in Family Planning 財団法人家族計画国際協力財団)では、東日本大震災発生直後から、女性、妊産婦を中心とした支援を、継続して実施しています。

【活動レポートはこちらです】

被災地での最近の課題として、
・若い人たちが町に戻ってもらえるようにするためにも母子支援の活動も大切だが、仮設住宅の建設と移住、人口の多い高齢者に対する福祉が最優先事業となっている
・多くのお母さんたちが集まる場所がなく、お母さん同士のコミュニケーションもとれないまま育児不安を抱えたり、孤立してしまう妊産婦さんが増えている
といったことが挙げられています。

そこでジョイセフでは、震災で被災された産婦に対する義援金(ケショ)を支給しています。

被災時に岩手、宮城、福島3県に住民票があった被災者(居住する家屋が「全壊」または「半壊」した者、または「警戒区域」に居住していた方)で、平成23年3月1日~12月31日に出産した女性が対象です。
金額は50,000円。
産婦の指定口座(原則として産婦本人名義)宛に直接振り込みます。

【義援金申し込みの詳細はこちらです】

「ケショ」とはスワヒリ語で「あした」を意味するそうです。
この義援金には、被災された妊産婦さんにとって、生れてくる赤ちゃんにとって、一日一日がよりよい「あした」になりますようにとの、世界中の人びとの思いが込められています。

世界中のあたたかい思いが、あなたに届きますように。

ストレスを上手に発散させましょう

週末も福島県を中心に大きな余震がありましたね。
東日本大震災からもう少しで5カ月になりますが、余震を始め、放射能等、心配なできごとが後を絶ちません。

そんな中、いつの間にかたまってくる「ストレス」を上手に発散させることが大切になってきます。

被災地では、ストレスがうまく発散できないことによる依存症が懸念されています。

まずはアルコールです。

避難所生活の中でも、アルコールによるトラブルが起こっていました。
【2011年5月18日付MSN産経ニュース「悲しみ紛らす飲酒必要か」】

そこで、被災者の大量飲酒やアルコール依存を防ぐために、ケアチームの派遣も実施されています。
【2011年6月26日付47NEWS「被災者の大量飲酒やアルコール依存懸念、横須賀の医療機関がケアチーム派遣」】

また、パチンコなどのギャンブルに時間とお金を費やす姿も見られているそうです。

そして、震災がもたらすストレスは、私たち震災プロジェクトが取り組んでいる性暴力にもつながります。

▼生命の危険に接することで、心理的な不安が高まり、暴力行為が加速する
▼集団生活や物資の不足などでストレスが溜まり、そのはけ口が自分より弱い女性や子どもに向かう
▼仕事を失い、時間が余り、今後の生活への希望が見いだせない中、やり切れない思いを暴力で発散する

だからこそ、ストレスと上手に付き合い、発散させることが大切です。

「ストレスなんかたまっていない」と考えている人ほど、心配です。
これほどの甚大な被害をもたらした大災害、ストレスがたまって当然です。

この状況を乗り越えようとするために、ストレスがたまります。
ストレスは、自分の心と体を守り、危機に立ち向かおうとする「正常な反応」であり、自分の心身が、大変な環境と闘ってくれている証拠です。
弱いからストレスがたまるのではありません。

心身が悲鳴をあげていないか、自分をちょっとふりかえってみましょう。


◆被災された方へ◆

日本心理臨床学会・支援活動委員会によるサイト「東北地方太平洋沖地震と心のケア」では、被災生活の中で起こるストレス反応と、その対応方法をまとめています。
【「避難所での生活支援と心のケア」はこちらです】

厚生労働省によるサイト「こころの耳」では、東日本大震災に対応した、電話やメールによる相談先の一覧を掲載しています。
【相談先の一覧はこちら】


◆支援者の方へ◆

独立行政法人 国立精神・神経医療研究センターは、医療関係者向けの、被害者への対応方法をまとめています。
【「国立精神・神経医療研究センター」ウェブサイトはこちらです】

独立行政法人国立病院機構 久里浜アルコール症センターでは、被災地での飲酒について、注意すべきことや介入ツールをまとめています。
【久里浜アルコール症センターがまとめた「東日本大震災」関連情報はこちら】


震災が、暴力や依存症などの悲しいできごとにつながらないために、是非自分の心身を大切にしてください。

震災・性暴力とPTSD

ここ数日大きな余震が続いていますね。
どうぞご自愛ください。

「PTSD」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
Posttraumatic Stress Disorder 訳して「心的外傷後ストレス障害」。
一生涯忘れることのできない心の傷「トラウマ」を抱えた人に起こる症状です。

具体的には以下のような症状が起こります。

1)再体験
トラウマ体験を思い出す。
2)回避・麻痺
トラウマ体験を思い出す状況・場所・人などを避け、体験を思い出そうとしない。
3)過覚醒
些細なことを気にしたり、何でもないことに驚いたり怒ったりする。

同じ出来事でも、トラウマになる人とならない人がいます。
今回の東日本大震災のような自然災害は、約10%の人がトラウマになるとされています。
そして震災プロジェクトが取り組む性暴力は、約40%もの人がトラウマになるとされています。
震災後に性暴力に遭った方が、どれほどの深い傷を負うかは、容易に想像できます。

PTSDはその出来事から3か月経った後、本格的な症状が表れてきます。
東日本大震災から4か月半が経過した、まさに今が、とても心配な時期となっています。

日本臨床心理士会、日本心理臨床学会、日本臨床心理士認定協会が連携して立ち上げた「東日本大震災心理支援センター」では、7月1日から、被災者、支援者向けの「東日本大震災心の電話相談」を開設しています。
詳細はこちらです(PDFフィルです)

「災害時の性暴力・DV防止ネットワーク」では、東日本大震災に関する性暴力・DVのメール相談を受け付けています。
相談フォームはこちらです

「全国女性シェルターネット」では、東日本大震災に限らず、性暴力に遭った方へ電話相談を受け付ける「パープル・ホットライン」を開設しています。
詳細はこちらです

PTSDは、日常生活の中では起こることのない出来事に対する正常な反応です。
PTSDになったことは、個人の責任ではありません。
回復は、社会の責任によって、なされる必要があります。
社会が責任を持って対応することが、トラウマの連鎖を防ぐことにもつながります。

あなたの周りで心配な人、気にかかる人がいたら、是非相談窓口を紹介してください。

日本小児科医会が「子どもの心のケアのために」を配布

日本小児科医会
http://jpa.umin.jp/
が、自然災害や人的災害に巻きこまれた子どもに対応するための「子どもの心のケアのために」を配布しています。

↓「子どもの心のケアのために」はこちらです(PDFファイルです)↓
http://jpa.umin.jp/download/kokoro/PTSD.pdf

震災などにあった子どもたちが見せる反応と大人にできる対応を、子どもの年齢別にまとめています。
一部を抜粋して紹介します。

【幼児期までの子ども】
今まで”安全であった世界”がそうでなくなったと感じています。安全である事を確認するために、家族への遺族が強くなります。
【小学生】
この年齢の子どもたちにも赤ちゃん返りが起こります。加えて友達間の問題や落ち着きのなさ、集中力の低下、学業不振など学校での問題も生じてきます。
【中・高校生】
この年齢の子どもたちは、ほとんど大人と変わらない反応が見られます。元気がなくなり、それまで活動的だった子どもが家にこもってしまうこともあります。大人と同じようにうつ的になったり、ひどい場合は「死」を考える様になったりします。

*大人にできる支援*
●「大丈夫だよ」と言葉に出して子どもに伝えることが大事です
●何度でも子どもの話に耳を傾けてください
●睡眠や食事などの日常生活を今まで通りに続けてください
●時間と共に自分らしさを取り戻せることを伝えましょう
●楽しみにしていることは続けさせてください

子ども一人ひとりを尊重し、あたたかく見守りたいですね。

日本栄養士会が「災害時の栄養・食生活支援マニュアル」を配布

日本栄養士会
避難生活向けリーフレット、「災害時の栄養・食生活支援マニュアル」を作成、配布しています。

↓リーフレットはこちらです↓

妊婦・授乳婦向け、支援者向けなどがあり、食糧、物資が不足しがちな震災地でできる工夫がまとめられています。
ここでは、「赤ちゃん、妊婦・授乳婦向け」の一部を紹介します。

***

1.ママ、がんばりすぎないで!
・困ったことは、医療・食事担当スタッフに相談しましょう。
・大事なことはママと赤ちゃんが元気でいることです。

2.とれるときに水分を
・飲み物がある場合には、積極的に水分をとることが大切です!

3.食べられるチャンスに少しずつでも
・食べられるときに、食べられる量から

4.食べ物の種類が増えてきたらビタミンを
・野菜、果物、果実ジュースや、栄養を強化した食品などをとり、ビタミンを補給しましょう

5.赤ちゃんはママのお乳を吸うと安心します
・母乳が出なくても、お乳を吸っているだけで、安心します。

6.赤ちゃんやママはできる範囲であたたかく
・毛布を巻いたり、抱っこしてあたためましょう。

*粉ミルク、離乳食の作り方も掲載されています*

***

食は命の源。
食を大切にして、お母さん、お父さんが元気でいることが、子どもが元気になることにつながります。
「完璧にできない」と悩むのではなく、今あるものの中でできる限りのことをしていく中で、子どもとの信頼関係を構築していかれるとよいですね。

政府が「生活支援ハンドブック」を作成配布

政府は避難所に情報を提供するための壁新聞を作成し、掲示しています。

↓政府「壁新聞」ウェブサイトはこちらです↓

そしてこれまでの内容の中から、特に大切な情報をまとめた「生活支援ハンドブック」が発行されました。

↓「生活支援ハンドブック」はこちらです(PDFファイルです)↓

生活をサポートする情報の中には、女性・子どもに関する相談窓口が紹介されていますので、抜粋して掲載します。

***

【お悩みを持つ女性の方へ】

震災により生じた生活上の悩みや避難所生活での不便など、女性のみなさまの悩みをご相談ください。

■女性の悩み全般:県などの女性相談窓口
岩手県 019-606-1762 (毎日 9:0016:00 火、金は20:00まで)
宮城県 022-211-2570(平日 8:3016:45
    仙台市 022-224-8702(日祝日以外 9:0015:30
福島県 024-522-1010(祝日以外 9:0021:00) ※
なお、福島県では各市町村の保健福祉事務所でも相談を受け付けています。(平日 8:3017:15

■配偶者からの暴力:DV相談ナビ 0570-0-5521024時間、自動音声)
※性犯罪の被害や捜査に関する相談は警察までお問い合わせください。


【こころの悩み・相談について】

被災による不安や悩みを受け止める相談窓口を設けています。一人で悩まずご相談ください

■チャイルドライン   0120-99-7777
18歳までの子ども専用電話です(月~土 1600 2100

■児童相談所 全国共通ダイヤル 0570-064-000
もしくは最寄りの児童相談所へ

***

相談窓口が掲載されているのは、政府が「女性・子どもの相談窓口が必要」と認識しているからです。

私たちは、震災にあった女性・子どもがどのようなニーズを持っているのか、「声にならない声」に耳を傾け、応援していくことが必要ですね。

日本心理臨床学会・支援活動委員会による「子どものこころのケア」

日本心理臨床学会・支援活動委員会が「東北地方太平洋沖地震と心のケア」サイトを立ち上げています。

↓「東北地方太平洋沖地震と心のケア」ウェブサイトはこちらです↓
http://heart311.web.fc2.com/

 「子どもの心のケア」「学校のみなさんへ」「高齢者の心のケア」などを紹介しています。

今回はその中から、お子様をお持ちの方向けに書かれた「子どもの心のケア」を、抜粋して紹介します。

↓全文はこちらです(PDFファイルです)↓
http://heart311.web.fc2.com/matsuzawa1.pdf

***

■震災を経験した子どもに起こることがある症状
・津波ごっこ・地震ごっご
・夜中にうなされる・飛び起きる
・灯りをつけてないと眠れない
・トイレもひとりでいけない
・イライラして、乱暴になる
・自分が悪かったと自分を責める
・小さいお子さんは、親から離れられない

■子どもとどう向き合えばいいか
・あんなつらいことがあったので、心のなかに、おさめようとしている、だれにでも起こる
自然な反応だと思って下さい。
・(あ、ちょっとほっとできたんだなー)と、心の中で思ってください。

■私たち大人にできること
・お膝の上に抱っこして、からだをほぐしてあげたり、肩をあげて、すとんと力をぬく
・ヨシヨシと、だいじょうぶだよと、背中をさすってあげる
・「もう大丈夫だからね」と声をかける

そして・・・
あまりに大変な時は、大人がくたくたにならないよう、臨床心理士などに相談!

***

そう、大人も被災者なんです。
大人自身が震災という異常な状況の中にあることを忘れず、自分を大切にしましょう。
それが子どもに「自分の大切さ」を伝えることになります。

 「大震災・緊急労働相談110番」

震災後の復興は、地方自治体が民間団体と手をとり、国中の支援のもと戦略的に実行されないと、
すでにこれまで持ちこたえてきた被災された方の心が折れてしまいます。
先の見える復興設計を打ち出すためには、雇用を生み出したり、被災された企業への再開支援が不可欠です。


労働組合による仕事に関する相談電話に相談が殺到しているそうです。

 2011/4/28 「大震災・緊急労働相談110番」に相談が殺到


壊滅的な被害があった地域はもちろんのこと、被災した県全体で企業の休業・廃業が進んでいます。
いちばん弱い立場の雇用者から仕事がなくなってしまうことは、今回も同じでしょう。
私たちのプロジェクトでは 女性や、子どもを持つ世帯の労働環境を整えることが今特に大切だと考えています。

こちらの相談では、「地場の中小零細企業の再開を支え、そこで働く労働者・家族の雇用・生活・くらしを応援するため、全国で相談活動を実施」しているそうです。

解雇・休業・雇い止め、賃金未払いから今後のことまで、何でも相談できるそうです。
大切な情報になります。ぜひ広めていきましょう。

『災害時のこころのケア 被災者・支援者の方へ』を無料配布

英治出版
http://www.eijipress.co.jp/
とピースマインド・イープ
http://www.peacemind-jeap.co.jp/
が『災害時のこころのケア 被災者・支援者の方へ』を無料配布しています。

↓詳細ならびにダウンロードはこちらです↓
http://www.eijipress.co.jp/sp/shinsai/

この中に「女性が自分のためにできること」そして「子どものためにできること」が掲載されていますので、抜粋して紹介します。

***

■女性が自分のためにできること■

1.女性が感じやすいストレスと女性ホルモンとの関係
・避難所で男女が同じ空間で生活するなど、震災地で感じる不安、悲しみ、苦しさといった強い感情は、女性ホルモンの働きに影響を与えます。

2.ホルモンバランスの乱れが引き起こす、からだとこころへの影響
【からだ】生理不順、頭痛、腰痛、めまい、ひえ、のぼせ、便秘、下痢、肌荒れ、抜け毛など
【こころ】不安、落ち込み、イライラ、疲労感、だるさ、不眠など

●ホルモンバランスを整えるために
【筋弛緩法】
1)肩をすくめる
2)胸をはる
3)さらに肩をすくめる
4)ペンギンのようになって息を吸って3秒止める
5)息を吐きながら脱力する

■子どものためにできること■

1.子どもにみられるストレス反応
・甘える
・できていたことができなくなる
・ひとりになることを怖がる
・災害に関わる遊びをする
・眠らない
・からだの不調を訴える
など

2.対処法
・「大丈夫だよ」など安心する言葉をかける
・災害前にしていた日課を取り入れる
・災害のニュースを見せるのは最小限にする
・地震ごっこなどの遊びは冷静に見守る
・お絵かき、作文など思いを表現できる場を設ける
・家族と離れている子どもには、世話係をつけたり、友だちと一緒に過ごす場所や時間を作る
・大人が「大丈夫だよ」と態度や言葉で示す
・お手伝いをしてもらう
・スキンシップを多くする
・目を見てよく話をきく
・子どもの気持ちを代弁し、話すきっかけをつくる

●子ども向け リラックス呼吸法
1)お腹に風船があるようにイメージさせる
2)息を吸ってお腹の風船をふくらませる
3)息を吐いてお腹の風船をへこませる
4)2~3を繰り返す
5)「よくできたね」といっぱい褒める

***

震災から1か月が経過しました。
今後は張りつめていた気持ちがゆるみ、不調が出やすくなります。
自分としっかり向き合い、ゆっくり対応していきましょう。

震災に関する悩みをあなたに代わって専門家に問い合わせてくれます

「震災にあった女性のためのからだとこころの救急箱」
http://hi-kimidori.cocolog-nifty.com/tohoku/
というサイトを紹介します。

このサイトは、東日本大震災にあった女性、妊婦さん、お母さんが、からだやこころに関する悩み、不安、疑問をメールすると、本人に代わって専門家に問い合わせてくれるというもの。

現在「お母さん」「妊婦さん」「子ども」「赤ちゃん」「泌尿器科」などのカテゴリーが設けられています。
専門家として協力しているのは、産婦人科、耳鼻咽喉科、精神科医など。

サイトを運営しているのは、仙台在住の漫画家の井上きみどりさんです。
http://hi-kimidori.cocolog-nifty.com/kimy/

震災にあった時には、普段の生活とは異なる様々な困難が発生します。
そんな時、一つひとつ専門家を探して問い合わせをするのは、とても大変なことです。
そして、数多くの人が、同じ悩みを抱えてこともあります。
こうした課題を解決する一つの方法が、このサイトではないでしょうか。

相談できることによって、少しでも心が軽くなることを願っています。

性暴力に遭った方の相談電話「パープル・ホットライン」開設

3月20日のブログ
http://ssv311.blogspot.com/2011/03/blog-post_20.html
で紹介した、内閣府初の性暴力相談電話「パープル・ダイヤル」。
3/27まででいったん終了しましたが、4/10からは
全国女性シェルターネット
http://nwsnet.or.jp/
が、このダイヤルを引き継ぎ、継続して相談に応じることになりました。

【性暴力・DV 相談24時間受付 パープル・ホットライン】
0120-941-826
通話料は無料です

※原則24時間いつでも相談可能です。
※何度でも繰り返し利用が可能です。
※どんな被害でもご相談ください。
※相談の秘密は厳守します。
※匿名での電話も受け付けます。
※被害にあわれている方のご家族・ご友人からの相談も受け付けます。
※性暴力は、加害者や被害の時期を問いません。

メディアにも取り上げられています。
↓2011年4月7日付「東京新聞」夕刊↓
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011040702000182.html
↓2011年4月1日付「asahi.com」↓
http://www.asahi.com/national/update/0406/TKY201104060434.html

↓インターネットラジオ「ラジオパープル」でも詳細を聞くことができます↓
http://radiopurple.org/dv/2011/04/24-bfb4.html

3/11の東日本大震災に遭った方からも、相談が寄せられているとの事。
多くの方の声が届くこと、性暴力に遭った方が、一人にならず、他とつながれることを、心から願います。

女性に対する暴力相談窓口

震災時には
【ハード面】
・男女共同生活
・街灯が消え建物の倒壊で死角が増える
【ソフト面】
・ストレスがたまり不安な心理状況で加害が加速される
といった理由から、性暴力が起こりやすい環境が生み出されます。

また本当に残念なことに、平常時にも、性暴力が起こっています。

内閣府では3月27日まで、性暴力24時間相談窓口「パープルダイヤル」を開設していました。
こちらはいったん終了となりましたが、引き続き相談を受け付けている窓口を紹介します。

↓詳細はこちらをご覧ください↓
http://stop-dv.jp/

***
■配偶者からの暴力(DV)
 ・配偶者からの暴力(DV) 被害者支援情報
  :http://www.gender.go.jp/e-vaw/index.html
 ・DV相談ナビ:0570-0-55210
 ・配偶者暴力相談支援センター(携帯電話用サイト)
  :  http://www.gender.go.jp/e-vaw/keitai/soudan/DV_center.html
 
■性犯罪に係る被害や捜査に関する相談
 ・相談電話設置一覧表
  :http://www.npa.go.jp/consultation/sousa1/index.htm
■その他の女性に対する人権侵害の相談窓口
 ・法務局・地方法務局 常設相談所
  :http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken20.html
 ・女性の人権ホットライン 全国共通電話番号:0570-070-810
***

震災時にはどうしても「命」が最優先となり、それ以外のことはないがしろにされがちです。
でも嫌なことには嫌と言っていい、それはわがままではありません。
誰かとつながることで、解決できることもたくさんあります。

困ったことがあったら、是非相談してみてください。

負担のない避難所づくりとは 「セキュリティを忘れないで」

今回の避難所での生活が長期化することを見込まれます。

性別を超え、年代を超え、生活パターンや考え方も様々な人たちが、
一緒に一つの空間で過ごすことは大変なことです。

顔見知りや気の知れた人のいる避難所生活は、それだけで大きな助けになります。
性別に別れた更衣室、談話室、乳児のためのお部屋などの空間があれば、プライバシーが守れます。
また、希望者には家族ごと・地域ごとでなく、女性のみ、男性のみの入居ゾーンもあってよいと思います。

震災から一週間後の河北新報の記事には、避難所運営に不可欠なアドバイスがたくさん載せられています。

震災から1週間 被災した方へのアドバイス 避難所運営

●被災者自身による自治体制にシフトする
●入居する人々のリストを作り、把握する。
●それぞれが役割をかけもち、声を掛け合う
●高齢者や体の不自由な人などがいるという家庭事情を知っているだけで、周りが気配りし、孤立しない


等があります。また、記事には女性や子どもたちのためのこんな気配りを忘れないでと伝えています。

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「純朴な人が多い地方ほど、セキュリティーを忘れないで」と語るのは、危機管理教育研究所(横浜市)の国崎信江代表(41)。「被災地には献身的なボランティアに紛れ、犯罪者も集まる。窃盗や性犯罪が後を絶たない」と、女性は複数で行動することを求める。

トラブル防止のために、人の出入りをチェックできる総合受付の設置も欠かせない。
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震災報道を見た子どもへのケア

震災発生後、メディアは特別体制を組み、震災報道が中心の番組構成となっています。
自分が楽しみにしていた番組が中止になり、がっかりしている子どもが、少なくないのではないでしょうか。
落ち込むだけでなく、定期的な習慣がなくなることで、様々な影響が心配されますよね。

日本トラウマティック・ストレス学会が「大震災支援情報サイト」を立ち上げ、震災に遭った方、震災報道を見た方・子どもたち、支援されている方、それぞれのトラウマと対応を詳しく紹介しています。
↓「大震災支援情報サイト」はこちらです↓
http://jstss.blogspot.com/

ここで、震災報道が子どもに与える影響とその対処法が掲載されていましたので、紹介します。

【子どもと震災報道】
↓詳細はこちらをご覧ください↓
http://jstss.blogspot.com/2011/03/blog-post_6076.html

■ニュースを見ることの影響を小さくするためのガイドライン
・子どもがどれだけの時間、ニュースなどを見ているか知っておくこと。
・子どもとお話をするために十分な時間がとれ、静かな場所が取れることを確認しておくこと。
・子どもがニュースを見るときは一緒に見ること。
・子どもが何を聞いて何を疑問に思ったのか聞いてみること。
・必要な時にはそばにいて子どもに、安全を守ってあげると話し、子どもに簡単な言葉で安心を与えること。
・報道が子どもに恐怖や不安を与えた場合に起こる可能性のある症状を見つけること。

***

子どもは大人が思っている以上に感受性が豊かです。
また大人ほどは自分の気持ちを他人に適切に伝えるだけの言葉を持っていません。
このため子ども特有の症状が現れます。
その分適切なケアが必要です。

震災から3週間。
少しずつ、様々なところに影響が表れてきます。
まず私たち大人が、自身のストレスを自覚し、落ち着いて行動することが求められていますね。

なぜ災害時に心のケアが必要か

日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/
が「災害時のこころのケア」を公表しています。

↓「災害時の心のケア」はこちらです(PDFファイルがひらきます)↓
http://www.jrc.or.jp/vcms_lf/care2.pdf

ここでは「なぜ災害時に心のケアが必要か」について、簡単に紹介します。

・ 災害は、すべての被災者がストレスを受け、心に大きな傷を残す
・日本では災害時の心の問題は「不甲斐ない」、黙って耐えるのが美徳とされてきた
・1995年に起こった阪神・淡路大震災で、ようやく心の問題が注目を浴びるようになった
・災害時に心に受ける影響は“異常な出来事に対する正常な反応”

日本ではまだまだ「災害時の心のケア」への取り組みは始まったばかり。
そして文化的な背景が、心の問題を隠してしまいがちです。

まずは「災害にストレスを感じるのは当たり前」という前提に立つことが、様々な困難を乗り越えるきっかけになるのではないでしょうか。

助産師会による妊婦さん・お母さん・女性へのリーフレット

日本助産師会

03-3866-3054

が、「地震・水害にあわれた妊婦さん・赤ちゃんを持つお母さん・女性の皆様へ」というリーフレットを発行していますので、概要を紹介します

↓パンフレットはこちらです↓http://www.midwife.or.jp/pdf/hisai_message.pdf
※子育て・女性健康支援センター一覧も掲載されています。

●おなかの赤ちゃんのこと
・赤ちゃんがおなかの中で元気に動いていれば大丈夫。
・胎動が少なくなる、おなかが張って痛みがあるようなら、病院に搬送してもらうように責任者へ言いましょう。
●保温しましょう
・使い捨てカイロや靴下、毛布等により保温をしましょう。
・赤ちゃんはできるだけ抱っこし、添い寝をしましょう。
・できるだけ暖かくして横になりましょう。
●母乳をあげましょう
・極度のストレスや恐怖で一時的に母乳の出が悪くなることはあっても、それは一過性のものです。一時的に出が悪くなっても、あげているとまた母乳は出てくるようになります。
・母乳のトラブルや心配な時は、巡回した助産師などへ相談しましょう。
●清潔を保つために
・外陰部や手指の清潔が保ちにくいため、使い捨ておしぼりや清浄綿を利用しましょう。
●ご自身の安全のために
・トイレや暗がりには女性一人ではけして行かないようにしましょう。
・お互い声を掛け合って、安全を確認しましょう。

日本助産師会は、
ジョイセフ
日本家族計画協会
と協力して、災害救援活動を実施しています。
専門家が対応してくれる、安心して相談できる窓口、大切ですよね。