当プロジェクトの活動を、「建築ジャーナル」2011年7月号で紹介していただきました。
「Close Line」というコーナーで、タイトルは「被災地の性暴力、避難所の男女別トイレを義務化に」です。
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「建築ジャーナル」は、建築設計の実務に携わる人々が直面する問題を取り上げ、建築プロフェッションのあり方を追求している雑誌です。
今回、建築の第一線で活躍されている皆様が読んでいる雑誌に掲載していただいたことは、本当に嬉しく心強いことでした。
なぜなら、被災地での性暴力は、ハード面の整備により、防げる部分もあるからです。
例えば、タイトルにもあるように、避難所のトイレを男女別にする。
寝る場所や着替えの場等を男女別にする。
「ちょっとした配慮」が、性暴力という悲しい出来事を防ぐことにつながります。
被災後は「命が助かったのだから」と、ライフライン復興以外のことが後回しにされがち、声を上げることが難しくなります。
だからこそ、ハード面を整備することで、安心して過ごせる環境をつくることが、とても大切です。
今回取り上げていただいたような内容を、もっと多くの方に知っていただくことが必要です。