現在応援プロジェクトの製作したカードは、NPO法人キッズドアさん主催の「ボランティア向け メンタルケア セミナー」で紹介されています。また、被災地の女性や子どもさんの情報や、災害だからこそ、起こりえる傾向などについても主催者のご理解を頂き説明していただいています。
このボランティア向け事前セミナーは、特にメンタルケアに特化したセミナーですが、
今後被災地に入りボランティアをする人たちに特に知ってほしいことを伝えるようです。
既に定員がいっぱいで今後も定期的に繰り返してやっていくそうです。
女性・子ども応援プロジェクトでもこの場を借りて今後ボランティアに行く方たちに、エールとお願いのメッセージを添えさせてください。
「災害時には、暴力が増える傾向があります。 そのために、女性や子どもが安心して過ごすためのこころがけなどをお伝えするカードを作りました。
残念ながら・・ 避難所、被災地では既に何件も暴力行為が報告・報道されています。 避難所では、若い女性からシングルマザーまで、女性が不快な言葉がけや、就寝時に触られるといったことが聞かれます。 被害が少ない地域でも、停電時に若い女性が暴行される事件が起こっています。
ボランティアの皆さんも巻き込まれてしまう可能性がないわけではありません。 阪神淡路大震災時ではボランティアの学生が性暴力に巻き込まれました。
でも!お互いが声を掛け合い、信じあい、少し周りに気をとめるだけで、加害のチャンスをなくすことができます。 女性・子どもたちだけでなく、被災された方全員のための安心・安全なすごし方を書いた手のひらサイズカードをぜひお持ちください。 4月下旬からボランティア先で配布が確実にできる方は、ぜひご一報ください。
現在印刷している第二段は、先日開設されたばかりの女性と子どもの24時間相談電話パープルダイヤルも載せてあります。 詳しくは震災後の女性・子ども応援プロジェクトのホームページをご覧ください。」